家事室があると、日々の雑事が軽減するという方程式。
家事室というちょっとしたスペースがあると家族の生活はどのように変わっていくのでしょうか。
家族がいれば、家族の分だけ持ち物があります。
それにプラスして、家族みんなで使うものもあります。
家族みんなで使うものはみんなが手に取りやすいように、一つの場所にあるとより暮らしやすくなりそうですね。
キッチンと水回りが近いと効率的に家事をすることができそうです。
今回は、家事室の魅力や使い方についてご紹介していきます。
洗濯って洗濯機を回せばおしまい!とはいきませんよね。
最近でこそ、乾燥まで一気にしてくれるドラム式洗濯乾燥機など出てきていますが、乾いた後には畳む作業、クローゼットに収納する作業も必要です。
水回りに家事室が併設されていれば、家族で使うリネン類などはその場で畳んですぐ収納できます。
そこにアイロン台があれば、乾いたものにすぐアイロンをかけることによって、着る前に慌てなくて済みます。
いざ着る時には時間にも気持ちにも余裕が出来ますね。
キッチンは、モノが減らない場所のひとつではないでしょうか。
共働き世代は週末にまとめ買いして平日は買い物をしないという家庭もありますね。
そんな時、根菜類や乾物、ストックフードなど、かさばる物の置き場所に、家事室が便利です。
写真のようにキッチンのすぐ脇に家事室兼フードストッカーがあれば、かさばる物も整理出来る上に、外からは見えにくいので、キッチンはスッキリとした空間をキープ出来ます。
たまにしか使わない調理器具や、ついつい買ってしまう可愛いキッチングッズの収納にも便利です。
キッチンに併設された家事室に、窓から明かりが差し込むカウンターがあります。
ノートパソコンやレシピ本も置けますので、料理の研究にも使える充実したスペースに。
また平日は忙しくてできなかった郵便物の整理や子供たちの学校からのお便りも、このデスクに置いておけば週末に一気に片づけることが出来るでしょう。
置き場所が決まってると、「あれ、あの書類どこに置いたっけ?」という、探す時間も省けますね。
空間に余裕があれば、広い家事室が便利でしょう。でも、スペースがなくても家事室は作れます。
こちらは、カウンターキッチンの裏に家事室を作った一例です。
収納と窓を作ったことで、明るさもキープしながら片付けも出来ます。
さらに脚の部分の空間が空いたカウンター状の棚もありますので、ここに椅子を設置すればちょっとしたワークスペースとして活用したり、タブレットやPCを置いてレシピを見ながら料理作りを楽しむことも出来ます。
家事室のある家は、部屋の片づけが上手くいく、モノを探す手間が省ける、買い物の回数が減る、無駄な動きが減る等々、メリットがたくさんありましたね。
家事室は普段の生活のサイクルを考えて水回り近くに配置するか、キッチン近くに配置するか、または別の場所がいいのか......。
家族みんなで使いやすい場所に配置したいですね。