ふんわりシフォンスイーツにホッと癒される。西登美ヶ丘の「PUKKU」。
kinotoのスタッフも大好きなシフォンケーキのお店が、奈良市西登美ヶ丘にあります。
その名も「シフォンのお店 PUKKU(プック)」。
近所のみなさまからとても評判で、取材に訪れた日もたくさんのお客さまが訪れていました。今回のコラムでは、こちらのお店の魅力についてご紹介したいと思います。
木目調の看板に、シロクマ。かわいい店内には子どもたちの手書きイラストも。
PUKKUでは、米粉を使った無添加のシフォンケーキやデコレーションカップをはじめ、
シーズンに合わせたクッキーやメレンゲスイーツなどが多数販売されています。
kinotoチームが取材に伺わせていただいた日はクリスマスシーズンまっただ中。
店内はクリスマスやウインターモチーフのスイーツや雑貨もたくさん並んでいました。
木目調の看板に描かれたものをはじめ、
店内のいたるところに登場するシロクマが気になって、
「どうしてシロクマなのですか?」とたずねてみると、
オーナーさんが「好きなんです」とのこと。
ふわふわとやわらかい真っ白なクリームもシロクマモチーフで、
お店の立派なシンボルになっています。
「子どもも私も安心して食べられる」そんな無添加シフォンを、近くに、気軽に。
店内に並ぶ商品は、すべてお店こだわりの素材だけを使っているそう。
卵は奈良県にある金剛山の南麓で育った新鮮なものを仕入れ、
季節のフルーツも、奈良県の農家さんが育てたものをふんだんに取り入れていました。
「もともと、自分や子どもたちが安心して食べられるお菓子をつくろうという想いからスタートしたんです。無添加の素材にこだわり、何を使うかも自分たちで調べて取り寄せるようになって。ここまで品数を増やすつもりはなかったんですが、来てくださるお客さまの声に応えるうちに、今の品数になっていったんですよね」と、オーナーさま。
その言葉通り、シフォンをはじめ他のどの商品もとてもやさしい味わいで、
小さなお子さまから大人まで、幅広い年齢層の人が楽しめそうです。
取材中、ちょうどお誕生日のケーキを引き取りに来ていたご家族が来店され、
お子さまが本当に嬉しそうな表情でお店を後にされていたのも印象的でした。
自宅のお菓子教室からはじまり、今では近所で評判のシフォンショップに。
店舗をOPENする前は、自宅で小さなお菓子教室をひらいていたと話すオーナーさま。
お子さまが大きくなるにつれて、少しずつお店を出してみたいという想いが高まり、
2018年5月に今の場所で営業をスタートしたのだと教えてくれました。
ここで働いているスタッフのみなさんはほとんどが子育て中のママさん。
小学校や幼稚園に通うお子さまがいる方ばかりで、
営業時間が平日の15時までなのは、お子さまが学校から帰ってくるという
みなさんのライフスタイルにも合わせているのですね。
そうした背景もあってか、来店されるお客さまも子育て中の方が多いそう。
「ここは私の自宅の近くであり、子どもたちが通う学校の近所でもあるんです。子どもがいると、親御さんが学校に訪問する機会も多いじゃないですか。その帰りに少し寄り道したりできればいいなと考え、ここにお店を構えようと思ったんです」と、オーナーさま。
店内で販売している刺繍やアクセサリー雑貨も、
お子さまと同級生の子のママさんの方がつくられたものだそうで、
地域のみなさまととても深いつながりが築けていることが覗えます。
カフェやイベントスペースも楽しめる新しいPUKKUを、絶賛計画中。
実は近々、お店をすぐ近くの場所へ拡大移転予定のPUKKU。
その施工を、kinotoが担当することが決まっています。
「以前、kinotoが施工を担当していた"たけはら歯科さん"のオーナーのお子さんが私の子どもと同級生なんです。その縁からkinotoを紹介してもらって。施工事例などを見て、うちの雰囲気に似合うなと思って依頼をしました」
kinotoが手がける木の雰囲気や温かみのある空気感が、新しくつくるお店のイメージにピッタリだったそう。新店舗は2階建てを予定しており、スイーツの販売だけでなく、カフェの営業や定期的にヨガやワークショップといったイベントなども開催したいと、オーナーさまは言います。
「PUKKUには、子育て中のママさんがたくさんご来店されます。そうした方とふれ合ううちに、ただお菓子を販売するだけじゃなく、子育て支援......と言うとちょっと大げさですが、子育て中の日常が少し明るくなるようなイベントや取り組みをしていけたらいいなと思うようになって。そう決めたら、もう、やりたいことが次々と思い浮かんでくるんですよね。私がいろんなことを言い出すので、スタッフはいつも驚いていると思います(笑)。まずはお店を新しくして、もっと地域のみなさんが過ごしやすい場所にできればと考えています」
店内で作業をしていたスタッフのみなさんも、ふふふと、やさしい笑顔でオーナーさまの話に耳を傾けていました。
新店舗のオープンは、PUKKUの5周年でもある2023年5月を予定しています。
どんなお店が完成するのか、ぜひお楽しみにしていてください。
もちろん、それまでは現在のお店で通常営業を行われています。
今回取材にご協力いただいた、PUKKUさまのご紹介です!