職住近接でストレスフリーな暮らしが出来る店舗併用住宅のススメ
店舗併用住宅というと、お店を経営する人だけのものと思ってしまうかもしれませんが、昨今の働き方改革で、在宅で仕事をするリモートワーカーも増えています。
職住近接の生活の魅力と、店舗併用住宅を作る際の工夫を見ていきましょう。
スペースがないからと言って、店舗併用住宅を諦めるのは、実にもったいない。
その場所に合うコンセプトを考えて、小さくてもくつろげる空間、魅せる空間を作ることは可能です。
住宅街にある、ちょっとした非日常を感じるスペースというのは狭い方が落ち着くということもあるでしょう。
営業している部分と、家族のスペースを切り分けること。
これは、お店や事務所を運営する側の気持ちの切り替えとしても大事なことです。
例えばスペースの関係上、入り口が一つしか作れない場合は、動線が混じらないようにするだけでも効果的です。
何事も、大げさに考えず、緩やかに仕切ることで柔軟に対応できるのも職住近接のメリットです。
今現在、自分が住んでいる家を店舗併用住宅に改築したい方もいらっしゃるでしょう。
そこは是非、今の家の魅力を活かした店舗づくり、ワークスペースづくりをして頂きたいと思います。
長い歴史を経て風味を増した材料や設えに現代のデザインをプラスすることで、新たな魅力を再発見できる空間になるでしょう。
鉄は熱いうちに打てとよく言われますが、仕事をする上で新しいアイデアはすぐに試したいという方もいらっしゃるでしょう。
思いついたとき、いつでもそこに仕事場があるという事も、店舗併用住宅の魅力の一つです。
すぐ試すことができれば、うまくいかなかった時のリカバリーも早いですよね。
店舗併用住宅といっても、気構えず小さいスペースからできそうだという事がお分かりいただけましたでしょうか。店舗併用住宅には通勤時間がなくなることで、増えた時間を有効に使えるというメリットがあります。
また、その反面、公私の区別を付けることが難しいという側面もあります。そのようなデメリットも、動線を分けるなど、空間の作り方次第で改善していくことがでそうです。いつかはと思っていた皆さんも、この機会に店舗併用住宅の実現に向けて考えてみてはいかがでしょうか。